旧東郷医院の階段は、桜の木でできているそうです。
つくられてから100年以上たった今でもしっかりとした階段を上がると、応接間、和室と茶室があります。
和室へと続く廊下は、貴重な檜の一枚板でできたもので、床の間の柱はびろうの木だそうです。
また、和室の天井や鴨居のデザインも大変珍しく、二階も建物の見所がたくさんあります。
和室ではマンガの製作過程を順に並べ、ゆっくり過ごしていただけるように、ドラマ化されたDVD映像を上映し、単行本全巻を展示しました。
「こんなにたくさんの工程が必要なんだ」と感心されたり、
「あ、これ観てた!」とDVD映像をご覧になったり、
「単行本、全巻持ってますよ!」という方も多くいらっしゃいました。
原画展の感想を書いてくださる方もいらっしゃり、その感想ノートや、玄関の三和土に座ってお茶を飲みながらお話しさせていただいたことは、私たちのたいせつな宝ものとなりました。
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