お釈迦様かみしばい

鹿児島県三大祭りの一つである志布志お釈迦まつりは、江戸時代から行われているお祭りです。
元々は旧暦の4月8日に行われていたことから、「しがつようか」がなまって「しがっじょか」とも呼ばれているとか。
宝満寺にある仏像に歳の数だけ甘茶をかけ、一年の無病息災を願います。

そんな歴史のあるお祭りやお釈迦様のことを、もっと子どもたちにも知ってほしいとの想いで、紙芝居を手作りしました。
『ゴッドハンド輝』の作者である山本航暉が構成し、東京女子お弁当物語のメンバーが作画しました。
題して、『お釈迦様と甘茶』です。

紙芝居 紙芝居 紙芝居
お釈迦様が生まれた時、天に9匹の龍が現れて甘露の雨を降らせ、その水で産湯につかったそうです。
甘露とは甘い水のことで、これが現在の甘茶につながっています。
そのことから、お釈迦様のお誕生日に行う「花まつり」では、子どもたちが健やかに育ちますようにと願い、
お釈迦様の像に甘茶をかけて、みんなでお祝いするようになったとのこと。

紙芝居読み聞かせ紙芝居は「歴史&アート展」の旧東郷医院で展示し、お釈迦まつり当日には読み聞かせを行いました。
昔懐かしい拍子木の音から始まる紙芝居に、子どもたちはもちろんのこと、大人も聞き入っていらっしゃいました。

紙芝居はご好評をいただき、その後、志布志図書館に寄贈させていただきました。
この紙芝居が、これからも地元の皆様に愛され楽しんでいただけると嬉しいです。

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